こんにちは😀律歌です。
みなさんは、今どのようなパートナーとの関係を築いていますか?
私には、同性パートナーである「晴歌」という大切な存在がいます。
今回は、私たち2人が歩んできた「昭和夫婦的な関係性」から、
現代的な「令和夫婦」へと変化していった過程と、そこで感じたこと、
学んだことをお話ししたいと思います。
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昭和夫婦的なスタイルから始まった私たち
夫婦とは、お互いを支え合い、協力し合い、同じ未来を見つめながら
歩む存在だと、私は思っています。
私たちが同棲を始めた当初は、いわゆる「昭和夫婦的な役割分担」
を選びました。
つまり、「晴歌が外で働き、私が家を守る」というスタイルです。
晴歌は「あなたに家を守ってほしい」と言ってくれました。
私はその言葉を受けて、家事全般を引き受けることにしました。
当時、私はちょうど前職を辞めたばかりで転職活動中という状況。
収入がない中でも、「2人でやっていこう」と決意し、
専業主婦的な立場を受け入れました。
私は毎日、食事の用意、掃除、洗濯、買い物と、家庭を支える仕事に励みました。
一方の晴歌は、夜勤や早番など、不規則な勤務形態の中でも、
文句ひとつ言わずに仕事を頑張っていました。
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現実は甘くない。「昭和夫婦」は収入が前提だった
最初はこれでうまくいくと思っていました。
でも、実際にはそうはいきませんでした。
晴歌の収入は月に20万円に届くかどうかというレベル。
家賃、光熱費、食費…生活を維持するためにはとても足りませんでした。
足りない分は、私が独身時代に貯めた貯金を切り崩して
なんとか補っていたのです。
ここで痛感したのが、「昭和夫婦的なスタイル」は、
片方が十分な収入を得られる状況が前提だということ。
特に女性が働き手となった場合、社会的な立場や職種によっては、
十分な収入を得るのが難しいことが多いのです。
また、私たちは同性カップルということもあり、
国からの制度的な支援も一切受けられませんでした。
税制面の控除や、保険、扶養制度…異性の夫婦にはある「保障」が、
私たちには一切ない。
それは、「共に生きる」と決めた2人にとって、とても大きなハンディでした。
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自分の手で生活を変えると決意した日
同棲2年目を迎えた頃、私は決意します。
「私も、家にいながら収入を得られる方法を見つけよう」
毎日スマホを片手に、在宅ワークや内職、副業、ブログ、小説、ハンドメイド….
いろいろな選択肢を調べました。
でも当時はまだ、「本気で仕事をする」というスイッチが入っていなかったのか、
どれも中途半端になってしまいました。
そんな私が大きく変わるきっかけとなったのは、
「トレーダー」という仕事に出会ったことです。
最初は怪しい、詐欺じゃないかと疑いました。
でも、実際にトレーダーとして生計を立てている方の紹介で、
話を聞く機会がありました。
その中で「自分も挑戦してみたい」と心から思ったのです。
それから私は、デイトレーダーになるための勉強を始めました。
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すれ違わない工夫、支え合う生活
私が勉強に集中している間、晴歌は2度の転職を経験しました。
夜勤のある仕事を辞め、飲食業に挑戦し、その後現在の建築業に就職。
今は現場管理として精一杯働いています。
私たちは、どんなに忙しくても、すれ違わないように
意識して過ごしてきました。
✅一緒にご飯を食べる
✅お風呂に入る
✅同じ時間に眠る
そんな些細なことの積み重ねが、心の繋がりを強くしてくれました。
晴歌が夜勤から日勤になったことで、生活リズムが整い、
心身ともに健康的に過ごせるようになりました。
そして私も、トレーダーとしての力を少しずつ身につけ、
徐々に収益を得られるように。
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私たちの「令和夫婦的スタイル」
今の私たちは、それぞれが得意なフィールドで働きながら、助け合って生きています。
私:在宅デイトレーダー
晴歌:会社勤務(現場管理)
家事のメインは私が担当していますが、晴歌も積極的に協力してくれる
ようになりました。
ゴミ出しやお風呂掃除、洗濯など、2人で分担しながら暮らしています。
私にとって、家事は苦ではありません。
家にいるからこそ、日々の掃除や料理も自然にできる。
晴歌が休みの日には、料理を作ってくれることもあります。
こうやって支え合える関係こそが、今の時代にあったパートナーシップ
なのではないでしょうか?
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依存しない、でも支え合える関係
私はかつて、就労困難な状況にありました。
会社に勤めても長く続かず、転職を繰り返していました。
そんな私を信じ、応援してくれたのが晴歌です。
損失を出しても「頑張ってる、大丈夫」と声をかけてくれたこと。
それが、どれほど心の支えになったか分かりません。
私もその思いに応えるように、努力を重ねてきました。
今では、損失が利益に変わり、毎月絶対ではありませんが安定した収益を
得られるようになりました。
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まとめ:夫婦の形は、時代と共に変わっていい
私たちのような関係性が、すべての人に当てはまるとは思っていません。
でも、ひとつだけ言えるのは…
「夫婦の形に、正解はない」ということ。
昭和夫婦的なスタイルが悪いのではありません。
そのスタイルが合っていた時代もありました。
でも、今は「共働き」が当たり前となり、夫婦がそれぞれの得意を
活かして生きていく時代です。
私たちが目指しているのは、
⭐️自立している
⭐️お互いを支え合う
⭐️精神的にも経済的にも健やかである
そんな「令和夫婦」の姿です。
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最後に
人生は1人では生きられません。
でも、誰かに全てを預けて生きるのも、違うと思います。
「あなたにFIREしてほしい」
「私が大黒柱になる」
そう言い合える関係が、私は大好きです。
晴歌がいてくれるから、私は前を向いて頑張れる。
支えてくれるから、私も努力し続けられる。
そんな2人で、これからも歩んでいきたい。
この記事を通して、どんな夫婦のスタイルでもいい。
あなたらしく、あなたと大切な人が幸せに生きられる、
そういう選択肢を見つけてほしい。
そんな願いを込めて。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ゆるり、凛として生きる。ゆるりつ生活でした。
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