こんにちは😀律歌です。
遡ること2024年のはじめのこと。
私はふとしたことから「FP(ファイナンシャルプランナー)」
という資格について知りました。
それまでの私は、正直”お金のこと”について疎い方でした。
税金、保険、年金、相続…なんとなく難しそうで、全体的にぼんやりと輪郭を持たず、
名前だけで漠然とした認識と知識しかありませんでした。
「まぁ、その時が来たら考えよう」と感心は割と薄めだった分野です。
でも、ある日ふと、「もし今、パートナーや実家に何かあった時、
私は何をすべきか解るだろうか?」と考えたんです。
それをきっかけに、私はFPの資格試験について勉強を始めました。
勉強は最初はものすごくゆっくりでした。
なかなか知識が自分に浸透しなかったのもありますが、
うまく時間を活かせなかったのもあります。
そんなこんなで2024年9月、FP3級の試験に挑戦することを決行しました。
そして、この資格を通して、生活に直結する知識の大切さに気付かされたのです。
今回は、「FPとは何か?」という基本から、
資格取得で得られる知識の価値、実生活でどう役に立つのか、
そして私がどのように学び、活用してきたのかをお話ししていきます。
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そもそも「FP」って何の略?何をする人?
「FP」とは、ファイナンシャル・プランナーの略です。
簡単に言えば、「人生とお金を設計するためのアドバイザー」。
例えば、結婚・出産・マイホーム購入・老後の備え・相続など、
人生にはたくさんの「お金のイベント」があります。
その都度、「どう備えるか」「どう使うか」を一緒に考え、
提案してくれる存在がFPなのです。
つまりFPは、人生設計に欠かせない「お金のプロフェッショナル」。
国家資格であるFP技能士は、以下の3つの級に分かれています。
・FP3級:基本的な知識(一般家庭向け)
・FP2級:応用的な知識(業務でも活かせる)
・FP1級:実務レベルでの高い専門性(金融業界・士業など)
私は現在、FP2級の実技合格(学科と実技の2試験あります)を目指して、
日々取り組んでいる真っ最中です。
ちなみに2025年1月に学科合格をして、悔しさをバネに再チャレンジした5月の試験。
それでは、自己採点で8割を超えることができました!

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FPの6分野って何?難しそうだけど生活に直結!
FP試験は以下の6つの分野に分類されています。
A分野:ライフプランニングと資金計画
人生の三大資金(教育資金・住宅資金・老後資金)をどう計画するか、
という知識が含まれます。
年金制度や公的保険、教育費やライフイベントごとの支出計画などもここに。
B分野:リスク管理(保険)
生命保険や医療保険、損害保険など、いざという時に備えるための保険の知識。
無駄な保険契約を見直す時にベースの知識として有効な分野です。
C分野:金融資産運用
株式や投資信託、債券、外貨などの運用知識。
初心者向けの資産形成にもつながる内容です。
D分野:タックスプランニング(税金)
所得税、住民税、ふるさと納税、節税の仕組みなど。
給与明細の仕組みもここで理解できます。
E分野:不動産
不動産の売買、賃貸契約、固定資産税など、住まいに関わるお金の知識。
私は賃貸契約の更新時に「知ってて良かった…!」と感じた分野です。
F分野:相続・事業承継
相続税の仕組み、遺言、贈与など。
高齢の家族がいる方には特に必要な知識です。
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実生活でどう役立つの?律歌のリアル体験談
資格を取るだけじゃ意味がない。
そんなふうに思う方もいるかもしれません。
けれど、FPの知識は“本当にすぐ役立つ”ものだと思います。
1. パートナーの転職で、失業保険の仕組みを理解!
FPの勉強中、実際に役立ったのが「失業保険」の知識。
パートナーが転職を検討していた際、ハローワークでの手続きや、
失業手当の支給条件、再就職手当の存在などを調べて説明することができました。
これまでの私なら「なんかややこしそう」で済ませていたはず。
でも、FPの知識があったおかげで、もらえるお金を取りこぼさずに済んだんです。
2. 保険の見直しで“ムダ”を削減!
ある日訪れた保険の勧誘。
以前の私なら「とりあえず入っておこうかな」で終わっていたかもしれません。
でもこのときは違いました。
• 必要な保障内容か?
• 他社と比較して妥当な価格か?
• 特約の内容は本当に必要か?
これらを自分の頭で考えて、「今回は見送りましょう」とはっきり断れたんです。
3. 知らなければ損をする制度、たくさんあります!
FPの勉強をして思ったのは、
「知らないと損することが、こんなにも多いんだ…」ということ。
• 高額療養費制度
• 医療費控除
• 児童手当の仕組み
• 相続税の非課税枠
• 年末調整・確定申告の活用
これら全て、知っていれば生活がラクになる制度たち。
でも、国や自治体は積極的に「教えてくれません」。
声をあげて申請して、はじめて受けられる制度ばかりなのです。
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無知は最大のリスク。知らなかったでは済まされない
たとえば契約書の小さな文字。
税金の還付の申請漏れ。保険の過剰加入。
相続でもめてしまう家庭…。
「知らなかった」では済まないことって、私たちの身近にたくさんあるんです。
だからこそ、FPの知識はどんなライフスタイルの人にも必要だと思います。
私は会社勤めをしていません。
トレーダーという少し特殊な働き方をしています。
それでも、FPの知識を通して、パートナーの仕事、親の老後、
将来の住まいについて、以前より深く考えることができるようになりました。
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FP資格は必要?取るべき人はこんな人!
ここまで読んで、「私にも必要かな?」と思った方へ。
FP資格をおすすめしたいのは、以下のような人です。
• 将来のライフプラン(教育・住宅・老後)に備えたい人
• 保険や税金に漠然とした不安がある人
• 子育てや親の介護に向き合っている人
• 副業・個人事業主・フリーランスの方
• 節税や資産運用に興味がある人
つまり、「お金と無縁な人」はいません。
だからこそ、“暮らしの教養”として学ぶ価値がある資格なのです。
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おすすめの勉強方法と教材
ここで、私が実際に使って「わかりやすい!」と感じた勉強法をシェアします。
● LEC×ほんださんのテキスト
YouTubeチャンネル「東大式FPチャンネル」のほんださんが監修したテキストは、
本当に分かりやすくておすすめです。
• 見開きで要点がまとまってる
• QRコードから動画解説が見られる
• 書籍と動画の連携で記憶に残りやすい!
【参考リンク】

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律歌のこれからの勉強
2025年1月、FP2級の試験で一部合格。
悔しさを胸に、紙媒体試験ラストとなる2025年5月、リベンジを果たしました!
自己採点では8割超え。これは……いけたのでは!?と、今から結果が待ち遠しいです☺️
私にとってFPは、自分の「生き方」を支えてくれる知識の柱。
これからも、人生をより良くするための知識を学び続けたいと思っています。
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最後に:学ぶことは自分への愛情
勉強って、時に面倒で、難しくて、途中で投げ出したくなることもある。
でも、知識を得ることで、自分や大切な人を守る力が手に入ると思うと、
学ぶことが前向きで優しい行為に思えるんです。
FPは、決して“お堅い資格”ではありません。
むしろ「誰もが知っておくべき教養」です。
ぜひ、これを機に興味を持ってみてくださいね。
そして、今日もゆるりと参りましょう🎵
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筆者:律歌(りつか)
“学びは人生を豊かにする魔法”
また次の記事でお会いしましょう🎵
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